北インドと南インド、それぞれの魅力
インドハウスバーKizO、マスターのTetsuです。
当店は、私がかつて滞在していた南インドのケララやゴアの料理をベースとしたスパイス料理やおつまみを、お酒のお供として楽しめるバーです。
今回は、お店のおつまみのベースになっているインド料理について、少しお話ししようと思います。

「インド料理」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか?
おそらく、バターチキンカレーやタンドリーチキンなど、ナンと一緒に食べる料理を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
それらの料理は、北インドの料理が中心です。
北インドの魅力
北インドは、歴史と文化の中心地です。
ターバンを巻いた男性やサリーを纏った女性が行き交い、古都デリーや、タージ・マハルがそびえるアーグラなど、壮大な建造物が数多く残されています。

- 主食:ナン、チャパティなどのパン類。小麦の生産が盛んなため。
- 味付け: 乳製品や肉を使った、こってりとした重厚な料理が多め。モンゴル系の王朝が支配していた歴史があり、豪華な宮廷料理の影響も受けています。
※北インド料理のイメージ


南インドの魅力
一方、南インドは、豊かな自然と穏やかな時間が流れる場所です。
私が滞在していたケララ州は「神の国」と呼ばれ、バックウォーターと呼ばれる水路をボートで巡る旅が有名です。
また、かつてポルトガルの植民地だったゴアは、美しいビーチリゾートとして知られています。

- 主食:米。広大な海に面した温暖な気候の南インドでは、米やココナッツなどの豊かな大地の恵みが豊富に採れます。
- 味付け: ココナッツ、魚介類、タマリンドの酸味を活かした、さらっとした軽やかな料理が中心。
- 食文化:スパイスの産地としても有名で、ターメリック、コリアンダー、クミンなどを巧みに使い分けます。
南インドの食文化を象徴する「ミールス」は、バナナの葉の上に盛られた数種類のカレーや副菜を混ぜて食べるスタイルです。
※ミールスのイメージ



同じインド国内でも、地域によってこれほど食文化や風景が違うのは面白いですよね。
KizOでは、南インド料理をメインにしながらも、北インド料理も積極的に研究し、皆様に楽しんでいただけるような新しいメニュー作りに日々取り組んでいます。

バーでゆったりとお酒を楽しみながら、ちょっとしたスパイスの知識やインドの文化に触れてみるのはいかがでしょうか。
皆様のご来店を心よりお待ちしております!